menu

生活の図書館

こどもの日|こいのぼりを飾る意味や由来のなぜ?を優しく解説

obt0001-003

5月5日はこどもの日。こどもの日と言えば、こいのぼりですよね。端午の節句には欠かせない飾りものです。ただ、なぜこどもの日=こいのぼりなのでしょうか?そもそも、こどもの日の由来や、その意味について「いまいち分からない…」という方も多いはず。

そこで、今回はこどもの日を、子供が見たとしても理解できるレベルにまで落とし込んで、丁寧に解説していこうと思います。もし、あなたにお子様がいる場合は、この記事を読み終わった後に、是非子供にこどもの日の由来、こいのぼりの意味を教えてあげて下さい。

 

【スポンサードリンク】

 

端午の節句をどこよりも分かりやすく解説

-shared-img-thumb-OOK58_kokosugokuyokuderutokoro_TP_V

今ではすっかり『5月5日=こどもの日』と認識されていますよね。ただ、こどもの日が制定されたのは1948年の事で、それ以前は『端午の節句(たんごのせっく)』という呼び方をされていました。

今でもご年配の方は、端午の節句の方が、しっくりくるかもしれませんが、実はこの言葉、日本のお隣に位置する、中国から入ってきた言葉なんですね。中国では端午の節句を『厄払いの行事』としています。

「え、厄払いの行事なの?」と、少し驚かれたかもしれません。ではなぜ、中国では男の子の日が、厄払いの行事として浸透したのでしょうか?

kid-106667_1280

中国では、縁起の悪いとされている5月5日を”厄払いの日”とし、その日に菖蒲(しょうぶ)で厄除けをしました。

具体的には…

中国では5月になると病気になる人が多くなり、それが理由で亡くなる人が増えていたのです。なので中国では、5月は縁起が悪いとされ、さらに”5”が連続して続く5月5日は5月の中で最も縁起が悪い日とされています。中国側としては、縁起が悪いと分かっていて、そのままにしておくのも、モヤモヤしてしまいますよね。

そこで、5月5日を端午の節句(厄払いの日)として、厄払いに効果があるとされる菖蒲(しょうぶ)という植物を自宅の門にさし、さらに菖蒲を浸したお酒を飲んで、厄除けを行なっていたのです。

下記の花が、菖蒲の花です。写真を見て頂くと花の葉が鋭く尖っていますよね。これを日本の解釈に置き換えて説明していきます。

 

imgstyle.info_1415M

日本では、菖蒲と尚武(しょうぶ)の読み方が同じということで、尚武から、男の子の日に連想されていったわけなのです。(尚武とは、武士・軍事を大切にしていた武士の事を指します)

菖蒲の尖っている葉を見ると、まるで剣のように見えますよね。ここには『強く、病気をしない子供に育ってほしい』という願いが込められています。そんな想いがこもった菖蒲(しょうぶ)や、”よもぎ”を玄関につるすことで、一年中元気に過ごせるように願うわけです。

baby-1169070_1280

結局、5月5日が男の子の日になったのは

・菖蒲と尚武は読み方が同じ(しょうぶ)なので、そこから男の子の日に発展していった。
・尚武は主に武士の事を示し、武士と言えば男なので、5月5日は男の子の日になった。

この2点が主な理由です。要するに、語呂合わせから男の子の日になったというわけです。ただ、最初の段階で”由来は語呂合わせ”と言われても、恐らくピンとこなかったでしょう。単純な理由ですが、語呂合わせまでの過程が、意外と奥が深いですよね。

 

こどもの日が5月5日なのはなぜ?

question-1038491_1280

それでは、なぜ、5月5日がこどもの日なのでしょうか?実はこれも、最終的には語呂合わせに行きつくのですね(笑)結論から言うと…

5月5日は端午の節句とも言われており、“端午”とは『月の端(始め)の午(うま)の日』という意味です。”午””5”とも読めるので、5月午(5)の日で、5月5日がこどもの日になったのですね。

horse-196163_1280

午(うま)の日について、もう少しだけ掘り下げてみます。

十二支を順番に見ていくと

十一月・・・子(ね)
十二月・・・丑(うし)
一月・・・寅(とら)
二月・・・卯(う)
三月・・・辰(たつ)
四月・・・巳(み)
五月・・・午(うま)

となっています。このように、5月が午の年となっている事から、午の日と言われるようになりました。始めは、5月の最初の午の日に、端午の節句として、お祝いされていたのですが、前述した通り、『』は『5』とも読めますよね。なので、再度になりますが、5月の午(5)の日で、5月5日がこどもの日になりました。

これが語呂合わせになるまでの歴史です。基本子供に教える時は語呂合わせの過程までを、分かりやすく伝えてあげると、理解しやすいのかなと思います。最初に話した結論を教えてあげると「そうなんだ~!」と、納得すると思いますよ^^

 

ちなみに端午の節句の”節句”ってどういう意味?

question-mark-1098294_1280

5月5日がこどもの日になった由来は、単純に語呂合わせという事が分かりました。では、端午の節句の『節句』とは、一体どういう意味なのでしょうか?

実は節句というのは、元々『節供』という漢字で

節・・・『折り目』
供・・・『供物』

という意味があります。ちなみに節句には5つの節目があり、その内の1つが『端午の節句』と呼ばれています。これは、江戸時代に制定されたものですね。

昔の日本は、田畑を耕して農作物を作る、農耕が盛んでした。当時、特に農耕の中心となっていたのが、稲作です。そんな稲作を収穫する際の節目(区切り目)に、神前にお供えをしていたのですが、この神様へのお供えの事を『供』と呼んでいたのです。

imgstyle.info_2619S

つまり、5節句に食べるものは、特別な意味を持っている…と理解して頂ければ大丈夫です。神様にお供えするぐらいのものなので。そして室町~江戸時代にかけて『供』『句(くぎり)』という意味で呼ばれるようになり、現在の”端午の節句”となりました。

そういった意味で、こどもの日に良く食べられる”ちまき”『無病息災』の意味が込められており、特別な食べ物の1つとなっています。このように、昔から節句に食べられているものには、何かしらの意味があるという事ですね。5節句の1つである七草にも、それぞれ意味が込められているのと同じです。

61Sonaexq-L

 

こどもの日にこいのぼりを飾る理由とは

-shared-img-thumb-NS752_kawanikakarukoinobori_TP_V

こどもの日の由来は以上です。ではここでいよいよ本題の「なぜこどもの日にこいのぼりを飾るの?」について、お伝えしていこうと思います。今まで何となく飾っていた方は必見です。

 

元々は中国や、昔の日本が由来となっているのですが、これも結論から言うと

『江戸時代の庶民が、鯉の絵を描いた”のぼり” を上げた』これが、現在の私たちがこいのぼりを飾るキッカケになりました。

「なぜそうなった!?」ですよね。その由来ですが、中国では『黄河という河の中間地点辺りにある、竜門という流れのはやい場所を登り切った鯉(こい)は、竜になった』という言い伝えがありました。

 

carp-1103157_1280

これを前提に、江戸時代の日本に遡って、お話ししていきますね。江戸時代の幕府にとって、5月5日は特別重要な日でした。というのも、江戸城で将軍をお祝いする日だったからです。

そして、その年の5月5日までに男の子が生まれた場合、将軍と一緒に子供も祝う…という風習がありました。こどもと一緒に祝う時、”のぼり”をたてて祝うようになったのですね。

注意して頂きたいのが『この時点ではまだ、こいのぼりではない』という事です。あくまでただの”のぼり”だったわけです。この風習は次第に武家(経済力、権力の高い人)の間に伝わり、広まっていきました。ここから話が繋がってきます。

tajikistan-776804_1280

その様子を見ていた庶民の人たちも「武家に負けてられるか!」と、庶民の中でも経済力のある人が、負けじとのぼりをたてました。しかし、そののぼりは将軍たちがたてているのぼりとは、少し様子が違うのです。

良く見ると、のぼりに鯉の絵が描かれているではありませんか。実は庶民は中国で伝えられていた『竜門を登り切った鯉は、竜になった』という言い伝えを知っており、鯉の絵をのぼりに描くことで、日本で言う”鯉の滝登り”を表現したのです。

こうして、5月5日の端午の節句を祝うようになったのが、こどもの日にこいのぼりを飾るようになったキッカケになります。これは語呂合わせではなく、きちんとした由来があるのですね。

ちなみに中国の黄河の龍門を登り切れる魚は、鯉だけだといいます。さらに、泥や池でも生きていけるので、生命力の高い魚という事で、縁起の良い魚とされてきました。

clams-851133_1280

【滝を登り切る強い鯉のように、強く、たくましく、どんどんと出世して欲しい】
【泥や池でも生きていける鯉のように、どんな環境、逆境も乗り越えていけるような強い子供に育ってほしい…】

こいのぼりには、そんな願いが込められているのです。

 

【スポンサードリンク】

 

~まとめ~

いかがでしたか?一口にこどもの日といっても、これだけの意味が込められていると知り、改めてハッとさせられたのではないでしょうか。もう一度今までの内容をまとめておくと・・・

■端午の節句の由来
⇒ 中国の厄払いの行事

■男の子の日の由来
⇒ 菖蒲→尚武→武士、武士=男の子と連想された為

■こどもの日が5月5日の理由
⇒ 月の端(始め)の午(うま)の日→5月の午(5)の日→5月5日となった

■こいのぼりを飾るようになった由来
⇒ 江戸時代の庶民が、のぼりに鯉の絵を描いて上げたのがキッカケ

以上が、こどもの日のまとめになります。こいのぼりは、年々飾っている家が減ってきているように感じるので、この記事を読んだ方は、こどもの為にも、今年はこいのぼりを飾ってみてはいかがでしょうか?

そして、こどもの日が終わると、次に訪れるのは母の日。「2016年の母の日はいつ?」「母の日に何をプレゼントすれば良いの?」という方は『2016年の母の日はいつ?変わったプレゼントの具体例と独自に生み出す思考法を伝授』こちらの記事も一読しておくことを強くオススメ致します。

この記事が気に行った!面白い!と感じた方は、シェアして頂けると幸いです。こどもの日を皆で盛り上げていきましょう!

【スポンサードリンク】
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー

2017年3月
« 2月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031